他用途利用

びん・板ガラスの原料以外に役立てる

その他の色のびんや板ガラスの屑をムダなく利用・リサイクルできるものとして、土木材料や建築材料などが挙げられます。
例えば、カレットを溶かして繊維状に加工するグラスウール(断熱材などに利用されている)、カレットと粘土を混ぜて焼き上げるタイルに利用されています。
また、アスファルト舗装にも利用されています。
カレットを利用することにより、路面が光を反射して視認性が向上します。 特に夜間や見通しの悪い交差点などでは、ドライバーに注意を促すことになり、事故防止に役立ちます。
さらに補修時には、この舗装を剥がして破砕し、カレット入り再生骨材として、再びアスファルト舗装に利用することができます。

グラスウール

グラスウール

溶けたガラスを引き伸ばして、1000分の数ミリの太さにしたもの。
用途として、断熱材、防音材、吸音材に使われます。
現在、グラスウールの約80%がカレットから製造されています。